採卵後の体調と生理

体外受精 採卵

少し時間があいてしまったけど、採卵後の体調について書いておこうと思います。

OHSSとは?

まず、採卵方法はアンタゴニスト法。

採卵前は、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の症状がちらほら。ガスが溜まる、尿がちょろちょろとしか出ない、お腹のハリがすごかった。

採卵後は、2日くらいはそういう症状があったものの、すぐに良くなり始めました。

そもそもOHSSって何?

 排卵誘発を行う際に使用される「排卵誘発剤」の副作用として代表的なものです。卵巣が腫大し、腹水(胸水)貯留を引き起こす症状で、リスクや程度にもよりますが、発症頻度は1~6%程度とされ、進行すると、血管内脱水⇒血栓症(肺塞栓、脳梗塞)の危険があります。

 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)について | 京野アートクリニックオフィシャルブログ 妊活ノート

通常、卵巣は3センチ程度の大きさ。6センチ以上になるとまずいと判断しているよう。腹水が溜まってしまったり、重症だと入院、また卵巣がひっくり返るというようなことがあるみたいで…

大きさ以外にも、採血でわかるホルモン等、いろんな判断基準がある模様。私は、多嚢胞なのでOHSSになりやすい体質。結果、卵巣は5センチくらい、腹水も溜まっていないので、問題はないといわれました。

それでも、採卵後の2回の通院では毎回採血をしホルモン値の確認、かなり念には念をという感じで診察されました。そして、OHSSではないものの、希望をしていても新鮮胚移植はできないと言われました。

採卵後は仕事できるの?

私の場合は、静脈麻酔で採卵したので、採卵後2時間は病院で安静、タクシーで帰宅したものの、揺れで気持ち悪くなったり、帰宅後も眠気や頭がボーっとする感じで採卵当日は絶対仕事はできないなーと思いました。

30回以上針を刺していると言っていたものの、出血は採卵当日も翌日もほとんどなく、針を刺した痛みというのは安静後はほぼありませんでした。

翌日は、私は子宮鏡下ポリープ切除を他院で行うために病院をはしごしたり、実は朝から夕方まで外出していました。帰宅後はやはりいつもと体が違うのか、ヘトヘト。休みが取れるのであれば、仕事はお休みして、予定も入れずにゆっくり家で過ごすのが一番良いのだと思いました。

私は幸せなことに採卵日から約1か月仕事をお休みさせてもらっているので、ゆっくりできていますが、仕事を休まずに体外受精している人ってたくさんいると思う。想像するだけで本当に大変だろうなーと思っています。私は1回目の採卵が終わったばかりだけど、2回目の採卵も十分に可能性があるから、その時はまた1週間くらいお休みをもらおうかな・・・

採卵後の生理はいつ来るの?

先生からは10日~2週間くらいで生理が来るよーと言われましたが、なんと私は採卵後3日で生理が来ました…

かなり焦りましたが、よくあることのようです。

理由としては、卵胞の周りに卵胞液があり、採卵時に卵胞と一緒に卵胞液を取ってきてしまう。卵胞液には生理の引き金となるホルモンがあり、たくさん取ってしまうとホルモン値が一気に下がるために体が生理を起こさないと!と思ってしまうようです。

新鮮胚移植をする場合には、そういうことが起こらないように黄体ホルモン補充の薬を飲んだりするようですが、そういう理由があるんだよ、と教えてもらいました。

知らないことがたくさんありますが、もうこれ以上の知識がつく前に妊婦さんになりたい!!