不妊治療・体外受精・費用のまとめ(京野アートクリニック高輪、他)

人工授精 体外受精 採卵 移植

今までに行ってきた不妊治療の総まとめとして、どのタイミングでいくらお金がかかったのか、すべて一つの記事にまとめてみようと思います。今後、どなたかの参考になりますように…

総額は最初に書いておきますが、1人授かるのに、
195万円でした。

前提

  • 東京在住です。
  • 3回転院しており、1つ目は通常の婦人科、2つ目は不妊治療専門の病院、3つ目も同じく不妊治療専門の病院で「京野アートクリニック高輪」に通っていました。
  • 2017年1月~ 1つ目の病院にてタイミング法→2つ目の病院に転院後、タイミング法
  • 2018年3月~ 2つ目の病院にて人工授精→3つ目の病院に転院後、子宮卵管造営検査、ポリープ手術2回、慢性子宮内膜炎の治療、風疹予防注射、高プロラクチン血症投薬治療、その他もろもろの検査、その後2回目の人工授精、体外受精(顕微授精)を経験
  • 2019年1月 → 移植2回目の妊娠判定で陽性

早速費用についてです。

タイミング法の費用

10回のタイミング法でかかった総額費用は約16万円

私の場合、生理不順だったのでいつ排卵するかわからず、通院回数が多めでした。だいたい1周期(1回のタイミングを取るのに)4回は通院していたので、通院回数は多めだと思います。通院1回につき4000円程度、1周期4回通院すると16000円、10周期のタイミング法で16万円程度という計算です。

人工授精費用

私は2つめの病院と3つ目の病院で人工授精を2回しています。

人工授精の総額費用は7万5千円程度

1回の人工授精では37,000円くらいかかっています。人工授精代25000円+排卵日をみるための通院回数2~3回の費用です。私の場合、人工授精は2回で打ち切り体外受精に進みました。なぜ打ち切ったか、は理由があるのですが長くなるので別記事に書こうと思います。

ポリープ手術費用

私は1回目の人工受精後3つ目の病院に転院し、様々な検査を受けました。その結果大きな手術として、①子宮内膜掻爬術(ポリープ切除)及び、②子宮鏡下ポリープ切除術の2種類のポリープ除去手術を受けました。

内膜掻爬術ではポリープが取れず、総合病院にて入院のうえポリープ切除を行ったという経緯になります。

子宮内膜掻爬術時(保険適応)、同時に慢性子宮内膜炎の検査をお願いしているためトータルの金額になりますが、とても安かったです。

①子宮内膜掻爬術+慢性子宮内膜炎検査

子宮内膜掻爬術費用+慢性子宮内膜炎検査費用:約1万円

内膜掻爬術自体は、中絶手術を行う時と同じ手術内容となります。鉗子を挿入し、内膜を掻爬する手術で、日帰りでできます。しかし私の場合はうまくいきませんでした。

②子宮鏡下ポリープ除去手術

①の手術を2018年6月に受けたものの、その後の検査にてポリープ手術がうまくいかなかったことがわかりました。その結果、8月30日に体外受精にステップアップし採卵、9月10日から、総合病院にて2泊3日の入院手術となりました。子宮に内視鏡をいれ電動メスで除去するようです。カメラで見ながらとなりますので、間違いなく、根こそぎポリープを除去できるようです。

我ながらすごい手術日程を組んだものだと思いますが、1周期無駄にせずに済み良かったです。スケジューリングを医者任せにせず、自分で行うことはとっても大切です。

検査費用+手術総額費用:約7万4千円

体外受精費用

これまで受けてきたタイミング法や人工授精の費用とは桁が違います。すごい金額になりました。体外受精は本当に心身だけでなく、金銭的にもダメージを受けます。

私は1回の採卵(アンタゴニスト法)で2つの胚盤胞しかできませんでしたが、幸いなことに移植2回目で妊娠することができました。その費用をまとめておきたいと思います。

採卵までの費用

採卵までの費用の詳細はこちらに載せていますが、

総額:約53万円

移植1回目(ホルモン補充周期)の費用

凍結胚盤胞、ホルモン補充周期にて1回目の移植を行いました。結果は陰性となりました。

総額:約23万円

費用の詳細はこちらをご覧ください。

移植2回目(自然周期移植→結果キャンセル)の費用

2回目は、自然周期にて凍結胚盤胞移植を行う予定でしたが、卵が育たず、移植ができないキャンセル周期となりました。キャンセルになってしまっても通院しているのでお金がかかります。

移植キャンセル周期総額:約4万円

移植2回目(ホルモン補充周期)の費用

前回の移植はキャンセルとなってしまい、ホルモン補充周期にて再度挑戦。この移植で陽性となり、現在に至っています。私の場合移植までは日本で、妊娠判定からは海外で行っているため少しイレギュラーですが、10週までの薬代を日本で支払っているので、その総額費用を記載します。

移植総額費用:約24万円

その他、検査、投薬治療、サプリメント代等の費用

2回転院していますので、3回の血液検査、主人の精液検査2回、子宮通水検査、子宮卵管造影検査、慢性子宮内膜炎投薬治療、高プロラクチン血症投薬治療、鍼灸、サプリメント等、その他もろもろお金がかかっています。

  • 採血検査等の初診時費用:約20万円(3つの病院の合計)
  • 通水検査:約1万円
  • 卵管造影検査:約2.5万円
  • 慢性子宮内膜炎、高プロラクチン投薬費用:3万円
  • 鍼灸:6万円
  • サプリ:20万円(1か月1万円×20か月)

総額:約52.5万円

不妊治療総額のまとめ

2017年1月より2年間不妊治療を行ってきました。

先述しているとおり、タイミング法10周期、人工授精2周期、その他手術、検査等を挟み、体外受精(採卵1回、移植2回+移植キャンセル1回)を経験してきました。

不妊治療の総額は190万円となりました。 

この金額が高いのか、安いのか、難しいところです。もちろん、不妊治療をしたことない人たちからしたら、ものすごく高いと思います、目が飛び出ます。しかし、私は不妊という立派な病気を患っているのです(日本では病気と見なされていませんが…)。そう思うと、治療をして妊娠することができた、遠回りをしたけれど本当にラッキーだった、と思うと簡単に高かったとは言えない気がしています。

不妊治療にいくらかければよいのか?

体外受精に切り替えたとき、いくらお金がかかるのか、いくらお金をかければよいのか、目標金額を決めて、それでも妊娠しなければ諦めるのが良いのか、とても悩みました。夫婦で話し合いをし、どうすればよいのか相談したこともあります。しかし、結局結論がでず、まずはやってみようというスタンスで体外受精を始めました。

幸いなことに、私も正社員で働いています。世帯年収でいえばボチボチ、それなりにもらっていると思います。私の年収は、治療にかけてもよいのではと思ったこともあります。しかし、30代の貴重な時期を治療だけに専念させてしまうのも嫌だなと思ったこともありました。一生妊娠できないかもしれない、体外受精もうまくいかないかもしれないなら、治療にお金を使うのではなく、違うことに使って赤ちゃんは自然に任せればよいのではないかと…。

結局採卵を開始した8月末から、約110万円を治療に使いました。ヨーロッパ豪遊旅行もできる金額だと思います。この金額を、立て続けに払うこともできないので、2回目の採卵が必要な場合は、少し時間をあけてみようとも思っていました。

知り合いで、ボーナスが出た時だけ体外受精を行うと決めている夫婦もいました。

妊娠できた今でも、結局のところ不妊治療でどのようにお金の計画を立てるべきなのか、結論は出ていません。家庭によって状況も違えば考え方も違いますもんね。正解はないとしても、話し合いのうえ、夫婦二人で決めていくべきこと、ということだけは言えると思っています。

不妊治療をしているすべての人が、妊娠・出産できますように、と心から願うばかりです。